感染症の疑いは近くの救急へ

同じ小児を扱う病院でも、街にある小児科と総合病院の小児科とでは使い分けがされているようです。

たとえば子供が風邪をひいた場合。いつもと変わりがなく、たいして重症化はしないが早めに治したいので病院へ行ってみる。
このような時は家の近くの小児科に通うそうです。あまり待たなくて済みますし、早くに終わるかだそうです。
ですがただの風邪ではなさそうだ。熱も高いし、呼吸も苦しそう。顔も真っ赤でインフルエンザかもしれない。
このように感じた時は総合病院の小児科に行くそうです。

気持ちはわかりますが、かかりつけ医は大事です。
小児看護の立場でアドバイスしたいのは、インフルなど高熱や感染症を疑う場合はすぐに地域の救急を訪ねて欲しいのです。総合病院では多くの健康な人がいます。長時間待たせている間に、感染が広がっては困るからです。

子供は上手く自分の状態を伝えることが出来ませんから、看護師が観察しながら上手く聞き出したり症状を読み取らなくてはいけません。
この観察する力は小児だけでなく、他の診療科でも必要な能力ですから、小児科で鍛えていると後で助かることになるかもしれません。
観察力と判断力を養っておかなくては小児科の担当看護師は難しい。
また保護者の話もうまく聞き取らなくてはいけません。保護者は大人ですが、子供が心配のあまりに脈絡のない話をしてくるかもしれません。
しっかりと聞き取り、確認することが必要です。そしてこの間に保護者からの信頼を得ることも大切なポイントです。
信頼を得ることが出来たら、物事はスムーズに行きますので、慌てずゆっくりと信頼をえられるように努力しましょう。

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