Category: アレルギー

アレルギーと闘う子供達 はコメントを受け付けていません

アレルギーと闘う子供達


近年は食べ物によるアレルギーによって、子供が死亡する事故も多くあります。その中でも一番事故が多いのは学校給食であることも驚きです。小児科病棟に入院しているアレルギー患者の場合、調理の際にアレルギーの原因になる食材は利用しないように配慮がされています。これは病院だから可能なのであり、学校給食などは一斉に同じものを口にする中、クラスのアレルギー体質の子の何が良くて何がいけないのかの判断を、学校側に任せきりになるのも不安なところです。かといって家族が給食のたびについて回ることも出来ませんし、連絡帳などで知らせたとしても忘れることは人間にはつきもの。どのようにするのが安全なのか、実際のところ決め手がないようにどのように対策をするのが安全なのかが判断つきません。子供が大きければ自分で食べて良いもの、いけないものの管理も出来るのかもしれませんが、これも絶対に安全なのかと聞かれるとわからなくなります。結局は熟知した人が毎回調理するのが一番安全なのではないか、という考えに至ってしまいます。

小児病棟での子供達は、お菓子の貰いあいを自分達でセーブしています。かわいそうなくらいにきっちり線を引いています。人からお菓子を貰ってもすぐには口にしません。また病棟内ではお見舞いのお菓子や、持参することを禁止していますので、子供同士で見ていないところで・・・ということは有難いことに発生しにくい状態です。

好きなものを好きなだけ食べたいという欲求さえ、見失っているこどもたちがほとんど。切ないけれど完治することや症状が悪化して苦しむことがない日々が幸せなので考えないようにしています。

Random Posts 最近のコメント

タグクラウド